ボーライン・ノット Bowline knot | もやい結び【Ropework】

前回の「リーフ・ノット(Reef knot)」日本語で「本結び」はもう覚えましたか⁉️
今日は「ボーライン・ノット(Bowline knot)」日本語で「もやい結び」をご紹介します。
ボーライン・ノット
ボーライン・ノットはロープワークの中では特に有名な結びで、結びやすく、解けにくく、解きやすいことで「King of knot」と呼ばれる結びです。
それではボーライン・ノットでロープを結んでいきましょう。
右手側のロープが端(先)、左手側のロープが元という感じで進めていきます。
右手側の端が元のロープの上に重なるようにして向かって下側に輪っかを作ります。
右側の端を先程作った輪っかの下から通します。
右側の端を元側の下を通します。
右側の端を上から輪っかに通します。
キツく締めてボーライン・ノットの完成です。
裏返すとこんな感じの結び目になっています。
この後、2つ応用編をご紹介しますが、ボーライン・ノットを結べるようになるまでは覚えなくて良いです。
一つ目、最後に右側の端を輪っかに通すとき、「スリップ・ノット(Slip knot)」日本語で「引き解け結び」で結ぶとさらに解きやすくなります。
キューっと締めてスリップ・ノットで結んだボーライン・ノットの完成です。
もう一つ、
右側の端を長めに余らせて、
ハーフ・ヒッチで、
末端処理をすると、
結びがより強固になります。
結ぶ対象物がある場合でもやってみましょう。
先程と同じように右手側のロープが端、左手側のロープが元という感じで進めていきます。
右手側の端が元のロープの上に重なるようにして向かって下側に輪っかを作ります。
右側のロープの端を対象物に掛けます。
右側の端を先程作った輪っかの下から通します。
右側の端を元側の下を通します。
右側の端を上から輪っかに通します。
キツく締めてボーライン・ノットの完成です。
裏返してみるとこんな感じの結び目になっています。
先程と同じように応用編2つ。
最後に右側の端を輪っかに通すとき、スリップ・ノットで結んでみます。
キツく締めてスリップ・ノットで結んだボーライン・ノットの完成です。
2つ目、
長めに余らせた右側の端を、
ハーフ・ヒッチで、
末端処理、
結びが強固になります。
ボーライン・ノットの結び方を動画でもご紹介しております。よろしければどうぞご覧ください。
今回もこちらのパラコードを使用しました。
中華製の安いパラコードですがキャンプで使用したりパラコードアクセサリーを作る分には十分。
しかし、中華製はちょっと...という方はこちらのパラコードの方が良いかもしれません。
本物にこだわりたい方、安心を買いたいという方はこちら米軍で使用されているミルスペックパラコードをオススメします❗️
ボーライン・ノットの結び方をご紹介しましたがいかがでしたか⁉️
覚え方は次の通り。
ロープの結び方の覚え方
1. 右手側が端(先)
2. 左手側が元
3. 右手側の端が上になるように
4. 向かって下に輪っかを作る
5. 右側の端は下下上の順番で元側のロープに通します
と覚えてしまいましょう。